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この結果から、生徒のボランティアに対する知識の不足と興味・関心における男女の格差が見えてくる。

 

Q3「ボランティアに参加したことがありますか?」

 

Q4「祖父母と一緒に住んでいますか?」

 

ボランティアの参加経験が「ある」と答えているのは、大半が学校行事の「地域クリーン作戦」である。それ以外の経験はほとんどない。一方「ない」と答えた子は行事として参加する「クリーン作戦」をボランティアと考えていない。ボランティアに対する認識自体が個人によってかなり違うことがわかる。また、居住形態については身近に祖父母のいない生徒が大半であり、都会の核家族化を物語っている。

 

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Q5「ボラティアで高齢者と交流することは、どう思いますか?」

 

興味・関心のない生徒の主な理由は、「何をしたらいいか、わからない」が大半であった。つまり、高齢者へのボランティア活動についてきちんと知識を持てば、「やりたくない」側から「やってみたい」側へ、かなりの移行が期待できる。

 

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