公助、自助、共助の三位一体で支える福祉を
二一世紀の地域福祉は、行政による「公助」と市民一人ひとりの自己責任による「自助」および住民が老いも若きも知恵と汗とお金を出し合って参加する「共助」の三位一体によって成り立つ。それらを制度として組み立てスタートさせたのが、「テンミリオンハウス」といっていいだろう。
介護保険制度を生かすも殺すも、市町村長のアタマとやる気次第だ。ただ、首長が思い切った住民参加の施策を打ち出しても、それを受けて立つ市民がいなければアイデア倒れに終わってしまう。それだけに第一号のテンミリオンハウスは注目されている。
その重責を引き受けたのが「萩の会」代表の飯田さん。六九歳とはとても見えないエネルギッシュな女性。一回り年下の土屋市長は「お母さん」と呼ぶそうだ。その市長から頼まれて取り組みをはじめた九九年四月からわずか半年。