また、今回は高齢者福祉もテーマに含めるということで財団からは有馬・蒲田の両職員がキャンプに参加、有馬が子供たち約30人を前に「心の教育」と題した講演を行った。子供たちの「生きる力」をいかに身に付けさせるか、これが喫緊の問題となっている昨今、ぜひ、全国にPRしたい取り組みである。 (蒲田)
【8月23・26日】
当財団に東京都教育委員会の教頭任用前研修で出向中の柳、中村(豊)両氏といっしょに研修されているグループの先生方が23日3名、25日5名、財団の活動およびボランティア教育について話を聞きに来られた。先生方には当財団のようなボランティア団体の中間支援団体の活動に大変興味を持っていただいた。また、ボランティア教育の必要性に対してもご理解をいただくことができた。東京都教育委員会には先生方に財団での研修の機会をもっと増やしていただければありがたいと思った。 (有馬)
【8月26日】
千葉県芝山町の中央公民館で"生き甲斐学級"の参加者140名の方々に「高齢者福祉と介護保険の導入」について講演。参加者の平均年齢が75歳で、とても元気な女性が99%。公民館の配慮で参加者はバスで送迎してもらい、各自それぞれ手弁当を持参。水がおいしい町で、スイカ、落花生、野菜の産地、成田空港の隣町である。 (中村延)
【8月30日】
奈良県教育委員会および生駒市教育委員会を訪問。奈良県教育委員会では生涯学習課青少年成人教育係の西川係長およひ学校教育課の米田指導主事と福祉・ボランティア教育についての研修会およびスクールボランティアサミット等について懇談した。両氏ともその趣旨には賛同をいただいたが、米田指導主事からは「総合的な学習の時間」で扱う内容はさまざまであり、福祉・ボランティア教育だけを後援することはできないという話が出た。当財団としては、多くの学校で学校全体の取り組みとして福祉教育や社会貢献教育、ボランティア学習を実施することが目的であり、その一つの展開例として「総合的な学習の時間」での取り組みがあるととらえていると伝えた。生駒市教育委員会では学校教育課の森本指導主事と懇談。96・97年度のボランティア推進事業のまとめについて話を聞いた。まだまだ不十分でありこれから充実させたいとのことであった。 (柳)
【8月30日】
多摩地区を中心に教育委員会訪問を再開。9月上旬までに12市を訪問予定。教育委員会の研修会でボランティア教育をテーマに、財団の活用を依頼する。