私どもでは、会のパンフレットを公共機関に置いているくらいで、積極的な広報活動はしていないので、ほとんどの会員は、こうした口コミや紹介によるものなんですよ」
そして、設立から四年経った現在、同会の会員数は協力会員が一一名、利用会員が一八名、賛助会員が二三名となった。決して所帯は大きくないが、地道な活動ぶりが認められ、助け合いの精神も、地域にも浸透しはじめてきている。「時代の後押しもあるのでしょうが、介護という重荷を家族だけで背負うのは限界がある。住民同士の支え合いが必要な社会になるということが理解されはじめ、徐々にではありますが、会の存在意義も認められてきたように思います。