●(後日談)先日投稿者のカルドマ木村哲子さんがさわやか福祉財団事務所を来訪、アメリカのグループホームのビデオを持参してくれた。画面に登場する入居者の方々の穏やかで自然な表情がとても印象的だった。
日本でも厚生省が、特別養護老人ホームを退所する高齢者の受け皿ともなる高齢者生活福祉センターの建設を都市部でも推進する方針を打ち出すなど、介護保険制度施行に向けてグループホームヘの注目はさらに高まっている。入居者がのびのびと生活できる空間をつくり上げることが大切だ。
車イス障害者のためにJRと私鉄と乗り換えの連携プレーを
地引進さん
東京都
「JR原宿駅にて、地下鉄千代田線に乗り換えるために公園口の改札を出たら、若い"車イス障害者"の男性が目の前にいて、私と同じ千代田線の方面に進んでいました。何か言っているようでした。私が近くを通ると、言葉ははっきりしないが駅員を呼んでほしいと聞こえました。先を急ぐのか知らない振りをして通る人、立ち止まって心配そうに見ている人など…。中年の男性が「車イスの人の傍らに立っているから駅員を呼んできてくれ」と言い、私と若い女性の方が階段を下りて呼びに行く。
ちょうど夕方のラッシュ時間で駅員の姿が見当たらない。駅事務所の中に向かって大きな声で呼ぶとちょっと待ってくださいと駅員が出てきた。公園口に車イスの人がいる旨伝えると、いやな顔をされると思ったら、すぐマイクで二名を呼び出して行動に移された。