このサービスは、国際旅行のビザ申請の新しい概念であり、旅行代理店と航空会社を通じてオーストラリアヘのビザ申請がオンラインでできるようになったシステムである。
・センターリンク(Centerlink)
オーストラリア政府は、国民に、政府サービスをオンライン上で提供する際に「シングルフェイス(行政サービスの窓口がひとつに見えること)」を重要視している。
1997年9月に、法律に基づいて発足したセンターリンクは、オーストラリア連邦政府におけるワンストップサービスの窓口として設立された。このような、ワンストップサービスのための専門機関(政府エージェンシー)の設置は諸外国の施策の中でも革新的な位置付けを占めている。
センターリンクは、職員23000人を擁する連邦政府最大の機関であり、発足時は社会保険庁の業務システムと職員を引き継ぐことにより組織化された。現在、7省庁とサービス提供契約を締結し、各省庁の行政サービスを提供している。他省庁の行政サービスに関しても、随時取り入れていく方向性で業務展開しており、着実に成果を上げている。
・薬品の健康保険(Pharmaceutical)
・輸出入書類処理の自動化(Automated Processing of Import/Export clearances)
・医療費請求(Medclaims)
(4) OGIT
オーストラリアでは、1995年に設立されたOGIT(Office of Government Information Technology)がオーストラリア政府情報化の中心機関として位置付けられている。OGITの設立目的は、政府全体の情報・通信技術の活用による情報流通の活性化および、それによる連邦政府活動(国民に対する行政サービス含む)の効率化および改善である。OGITの活動は、
・各省庁の活動の効率化を促すためのPKI(電子公開鍵基盤)の技術開発および基盤整備促進
・政府情報へのアクセスとサービス利用の促進
・情報技術を用いた効果的で能率的な情報流通方法のアドバイスを行う
などである。
OGITが推進しているプロジェクトには下記のようなものがある。