<カナダ>
(1) 行政サービスのリエンジニアリング
カナダでは、本格的な行政サービスリエンジニアリングを、1993年に省庁の統廃合(38→23組織に統合)、1994年にはプログラムレビュー(政府行政サービスの見直し)という形で開始した。
この包括的な見直しの結果として、
・30年来の財政赤字・負債の減少
・各部局のコア・サービスヘの集中によるサービスデリバリーの内容高度化・本来業への集中
・人件費削減(5年間で23.5万人→18万人の20%減達成)
・連邦政府と地方政府との役割・権限分担の明確化
などを実現し、「小さな政府によるより高度なサービス提供」というモデルを構築しつつある。また、この行政サービスリエンジニアリング推進の要としてIT技術が重要な戦略要素として位置付けられている。