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図3・29

 

(j) ほぼ全周にわたって曲げぐせが付いたら銅テープを取り、丸棒と小ハンマを用いてケーブル外導体を円周方向に徐々に広げていき、外導体クランプに添わせる。(図3・30参照)

 

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図3・30

 

(k) 広げた外導体に少々の亀裂が生じても問題はないが、平滑に仕上げるようにして、ケーブル内導体には、傷、打痕等が生じないように注意する。

(l) 外導体を広げる作業が終了したら、広げた部分の外導体が外導体クランプ径よりはみださないようにやすりをかけて整形する。(図3・31参照)

切粉がケーブル内に入らないように内外導体間にウエスを詰める。詰めこんだウエスは作業後必ず取り出す。

 

 

 

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