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図3・27

 

(g) 端末金具を装着する前に、ケーブルの外導体と中心導体をガソリンを染みこませたきれいな布で清掃する。

(h) 同軸管の切断面のバリ取り

金鋸を使用した切断面はバリが出ているため、ナイフ又はやすりで円周方向に削り取る。特に外部導体のバリは後工程のタンピング作業時に割れの原因になるので、完全に取り除くこと。

清掃の終ったケーブルに端末金具を図3・28に示す番号順に取り付ける。2]の押えリングの方向(面取側がパッキングに接触するように)に注意し、3]のパッキングと4]の外導体クランプは外導体にねじ込む(右ねじ)。

 

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図3・28

 

(i) 次に外導体クランプの端面にケーブルの外導体を折り曲げて広げるが、まず、図3・29に示すようにプライヤー等であらかじめおおまかに曲げる。このとき、外導体クランプに傷が付かないように銅テープを巻き付ける。

 

 

 

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