ロ.切断には切断治具を使用して同軸管を固定し、治具のへりに沿って切断する。
ハ.切断時に切粉が同軸管内に入らないように同軸管の切り口を水平又は下方に向けて行う。内部に入った切粉は、筆又は刷毛で完全に除去しておくこと。
ニ.工事途中で同軸管の切断面を解放しておくと、湿気の浸入、じんあいの付着などがあり、性能低下の原因となるので、布設後コネクタ取付けまで時間がある場合とか、同軸管の切断面が解放されている場合には、応急的に防水処理をしておくこと。応急処理は、出荷時の端末処理に使用してある防水キャップとビニルテープを併用して処理する。
(3) 端末金具の取付け方法
端末金具はケーブルと接触する部分の接栓部品で、ケーブルの特性に最も影響を与えやすい部分なので丁寧に作業を行うこと。端末金具の形状と員数を図3・19に示す。