無損失、無指向性(等方性)の空中線を基準空中線として用い、これと比較した空中線利得を絶対利得という。一般にマイクロ波では空中線利得といえば絶対利得を指している。 (ロ) 相対利得 基準空中線に半波長ダイポール空中線を用い、これと比較した利得を相対利得という。 この利得は線状空中線によく用いられる。 なお、絶対利得(Ga)と相対利得(Gh)との関係は、次式で示される。
無損失、無指向性(等方性)の空中線を基準空中線として用い、これと比較した空中線利得を絶対利得という。一般にマイクロ波では空中線利得といえば絶対利得を指している。
(ロ) 相対利得
基準空中線に半波長ダイポール空中線を用い、これと比較した利得を相対利得という。
この利得は線状空中線によく用いられる。
なお、絶対利得(Ga)と相対利得(Gh)との関係は、次式で示される。
これをデシベルで表示すると Gh〔dB〕=Ga〔dB〕-2.15〔dB〕 となる。したがって、半波長ダイポール空中線は、無指向性の空中線を用いた場合よりも、最大方向で1.64倍〔2.15dB〕の電界強度が得られる。 第8章 (問1) (イ) 地上波 (i) 直接波 送信空中線から受信空中線に直接到達する波。マイクロ波はこれによって伝搬する。
これをデシベルで表示すると
Gh〔dB〕=Ga〔dB〕-2.15〔dB〕
となる。したがって、半波長ダイポール空中線は、無指向性の空中線を用いた場合よりも、最大方向で1.64倍〔2.15dB〕の電界強度が得られる。
第8章
(問1)
(イ) 地上波
(i) 直接波
送信空中線から受信空中線に直接到達する波。マイクロ波はこれによって伝搬する。
(ii) 大地反射波 送信空中線から反射された電磁波が、大地において反射して受信空中線に到達する波
(ii) 大地反射波
送信空中線から反射された電磁波が、大地において反射して受信空中線に到達する波
前ページ 目次へ 次ページ