4.3.5 ケーブルの固定方法 (1) 押えバンド方式 図4.20のように、黄銅製のテープ状のものを所要長に切断し、ケーブル布設状態に合わせて型打ち、止めねじ穴の穴明け加工した物をねじで固定する。この方式は型打ち加工工数が多いため、最近では特殊な場合を除き、使用されていない。
4.3.5 ケーブルの固定方法
(1) 押えバンド方式
図4.20のように、黄銅製のテープ状のものを所要長に切断し、ケーブル布設状態に合わせて型打ち、止めねじ穴の穴明け加工した物をねじで固定する。この方式は型打ち加工工数が多いため、最近では特殊な場合を除き、使用されていない。
図4.20 押えバンドによるケーブル固定例
(2) 巻きバンド方式 巻きバンド方式は、軟鋼又はステンレス製のテープ状のものをケーブル群に巻付け、バンドバックルと工具により締付け、ケーブルを固定する方法で、最近はほとんど、この方法で行われている。 巻バンド及びバンドバックルの使用要領は次のとおりである。 (a) 暴露甲板、調理室、浴室、洗面所、便所、蓄電池室、冷蔵室など湿気の多い場所に使用する巻バンド及びバンドバックルは、発錆防止のためステンレス製のものを使用する。
(2) 巻きバンド方式
巻きバンド方式は、軟鋼又はステンレス製のテープ状のものをケーブル群に巻付け、バンドバックルと工具により締付け、ケーブルを固定する方法で、最近はほとんど、この方法で行われている。
巻バンド及びバンドバックルの使用要領は次のとおりである。
(a) 暴露甲板、調理室、浴室、洗面所、便所、蓄電池室、冷蔵室など湿気の多い場所に使用する巻バンド及びバンドバックルは、発錆防止のためステンレス製のものを使用する。
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