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例=顔の麻痺(顔面神経麻痺)

5=1997年4月11日昼頃より舌の半分感覚麻痺、同時に顔左半分の感覚も少しおかしい。血圧140/95、4月13日左眼のまばたきができなく、眼が十分閉じなくなった。左上肢、下肢の動きは普通である。

6=安静で経過をみている。応急処置・診断につき知らせて下さい。

1]脈拍85/分 2]呼吸20/分 3]体温36° 4]血圧140/95 5]意識の状態正常

7=既往症なし。

 

例=めまい(小脳出血又は小脳梗塞)

5=H9年4月11日急に物がぼやけて見え、その後めまいが始まった。30分位して数回同様の症状繰り返した。4月13日めまい、吐き気、左手足のしびれ、視野狭窄も出現、ふらふらして歩けなくなった。

6=バッファリン、インヒベース、アダラート、フランドルを服用してきた。診断と今後の処置を至急知らせて欲しい。航空機で帰国して問題ないか。

1]51/分 2]20/分 3]36.5° 4]150/80 5]意識の状態〜

7=既往症 高血圧症、狭心症、腎結石

 

例=急性心筋梗塞

5=H9年5月14日睡眠中急に胸が締め付けられる症状あり、ニトログリセリン2錠舌下するも胸痛つづき、左腕、左腋窩へも放散痛あり、数時間続いている。寝ても起きても苦しい。

6=心筋梗塞を疑われたため、ヘリコプター出動要請し安静にしている。何かやっておく処置はないか。

1]脈拍70/分 2]呼吸25/分 3]体温37.8° 4]血圧測定できない 5]意識の状態〜

7=既往症 糖尿病、高血圧症あり、ヘビースモーカー

 

 

 

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