味噌汁っていうのは、凄いんだなあーって思いました。そうした生活の中気力は増大し、血小板は正常値になってまいりました。
こんな時こそ、この子が本当の幸せを掴む道を教えておかねばと、人は助け合って生きている事、助けてもらうだけでは幸せになれない、人に喜んで頂ける事をさせて頂く道を教え導かねばと、この子に出来る奉仕を探して与えて行く日々でした。
例えば電話帳持って来てとか、テレビのスイッチ入れてとか、玄関のお靴並べてとか、この子に出来る仕事何かないかと探す毎日でした。そしてそれが立派に成しおえた時、最大の喝采を贈る、共に喜ぶ、そんな習慣付けが段々と進み、台所の手伝い、お掃除、洗濯物の取り入れ等が出来るようになり、我が家には無くてはならない、貴重な存在になって来ました。
Kちゃん小学校二年生、三学期の通知表の所感の欄に、体育の見学でも実に我慢強く授業に参加しています。授業中でも先生や友達の話をよく聞き指名されるとよく発表しました。どんな時にもすっきりと明るい笑顔、よく気がつき自分に出来る最大の努力をし、決して骨惜しみしません。清掃の時の雑巾がけ、机運びに至まで、他の子供の何倍もの努力をしているのを見て感心致します、とありました。