この旅行に参加したことで、多くの人たちと交流を深め合うことができ、貴重な経験となった。
そして、もう一つの今夏の体験は、「学生・生徒修養会」参加のことである。この参加により、さらに天理教のことを学ぶことができ、また全国各地から集う高校生たちともふれあうことで、親友と呼べるほどの友人もつくることができた。実際にはとても辛いこともあったが充実感があった。僕は、「子供おぢばがえり」に一緒に参加した同じ高校1年の人と共に8月8日の昼からバスで出発し、その日は高知詰所というおぢば帰りの時と同じ宿泊所に泊まった。同室となった人たちともすぐに仲良くなり、遅くまで交歓しあいとても楽しい夜であった。また、高2で2回目の参加の人からいろいろと情報を得る中で、不安の中にも期待も高まっていった。そして翌日、学生生徒修養会が始まり、僕たちはこれから生活することになる寮に行った。詰所で知り合った仲間はバラバラの班になり、自分は6階となった。受付で部屋番号を聞いて部屋に行くと、すでに一人来て座っていた。