ピアノ、珠算、書道等は本当に楽しく上達もはやかったようです。高校進学の為、自分から探して来た学習塾に行きたいと言われ、書類を見ると何と料金の高い事、でもこの子の性格では他の塾へと思っても絶対行かないと思い、頑張って行かせた3年間でした。
見事に県立は不合格、本人大泣き、これも、何回も親子で中学校に呼ばれ、希望の高校より一段下げて受験したらと言われたのに、やはり自分が決めた事は、最後迄通してしまった結果である。取りあえずすべり止めに私立高校も受験しておいたので急いで手続きを取り、月謝は高いが高校進学出来る事になり安心した事です。
高校三年を迎え、本人大学進学を望んで進学クラスに籍を置いていたので、次男が主人に苗字の件で話し合うと言っていたが、どうも苦手とみえ、親の方が切り出した。児童相談所の方に養子縁組の件をお願いしたら、実母より手紙が届いたと家まで持って来て、次男は黙って読んだそうです。それについて「何であの子、あの子なんだ。俺にはちゃんと名前あるのに。今さら会っても何を話していいのか判らないし、顔だって知らないよ。俺会わないよ……」と児童相談所の先生や私に話しをしてくれました。