日本財団 図書館


児童養護局及びアボリジニイ児童

家庭局審議省

17. ウクライナにおける家庭養育の発展

クリス ガーデナー

ウクライナ、ヨーロッパ児童委託事業会

ウクライナ

18. ガーナ児童援助保護会について

アジマング トゥム

ガーナ児童援助保護会

19. フィリピンにおける家庭養育

マリア パズ ド グスマン

フィリピン養育協会、フィリッピン

20. 養育中児童に対する計画、措置と効果

英国と北アイルランドの比較研究

コレット マクオーレイ

クィンズ大学社会学教室

アイルランド

21. 養育と移動の移り変り

ゲイリー アンドゥルー

I.F.C.O.

22.  性的に虐待された養護児童、虐待する児童の監護

エレイン ファーヌー

フリマトル大学、英国

23. 近親者養育、将来のための措置

ジル ワラル

マッセイ大学、ニュージーランド

24. 2000年を越えての里親養育、新主張

マク アンドリュウ

I.F.C.O.理事長 英国

25. 職業としての里親

コーラ ホワイト

I.F.C.O.Board Member 米国

26. I.F.C.O.2001年の青少年プログラムは?

ロブ バン メイディン

オランダ青少年里子機構 オランダ

 

IV. 閉会式 7月23日(金)10:45〜12:30

I.F.C.O.1999年国際会議議長

I.F.C.O.会長

歌 インターナショナル、ユース、イン、ケア

International Y in Care

2001年 I.F.C.O.大会、オランダアムステルダム挨拶

 

○基調演説

演説者 フランク・クンスタル博士

テーマ 将来への展望 Looking Forward

 

はじめに

里子たちは親元を離れ、傷つき、一日も早く両親の元に戻ることを願っている。彼らは人を愛せず、信じることもできず、感情表現を知らない。どのようにして私たちはこのような子供達の心の傷を癒し、両親の元に返すことができるか。

 

里子の感情

里子は十分に愛情を受けたり信用された経験がないため、何をどう感じたらよいか分からず、「感情の迷路」に陥っている事が多い。他人に対する感情、自分に対する感情、さらに他人の自分に対する感情を理解することができないのである。トラブルを起こす里子たちは、それまでに尊敬されたり信用された経験がないため反抗な態度を取りやすい。また人を信じていないため、自分の考えが正しいと思い込み、他人に自分と異なる考えを示されると不愉快になる。人生の学習段階(子供時代)で既に傷つけられてるため、里子の中には愛情を知らない者もいる。人から愛されることを嫌い、人を愛することを嫌い、愛し方さえも知らないのである。

 

里子の行動

里子が過去に受けた経験は彼らの行動に現れる。彼らの行動は「青写真」のようなものであり、今まで見てきたもの、感じてきたものが写し出されている。例えば、悪いケアを受けてきた子供は自己嫌悪に陥り、悪い感情を与えられてきた子供はマイナス思考になる。

 

 

 

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