第3章 大村の文化財 「大村千年の歴史」といわれるほど、大村は歴史遺産の宝庫である。本章で第4章及び第5章で取り上げる武家屋敷の石塀・石垣・武家屋敷は除く建造物や庭園、資料について主なものを紹介する。 1. 建造物・庭園 (1) 三城城跡 玖島城築城以前の大村氏の居城。この一帯は、三城城築城以前から大村館や寺院群があるなど大村地方の中心の一つであった。
第3章 大村の文化財
「大村千年の歴史」といわれるほど、大村は歴史遺産の宝庫である。本章で第4章及び第5章で取り上げる武家屋敷の石塀・石垣・武家屋敷は除く建造物や庭園、資料について主なものを紹介する。
1. 建造物・庭園
(1) 三城城跡
玖島城築城以前の大村氏の居城。この一帯は、三城城築城以前から大村館や寺院群があるなど大村地方の中心の一つであった。
写真3-1 三城城跡
(2) 玖島城 慶長3年(1599)に大村藩初代領主大村喜前により築かれ、二大藩主の純頼の時代の慶長19年(1614)に大改修を行って、大手門をはじめほぼ現在の形となった。玖島城は築城以来、一度も戦火にあうことなく、明治に廃城となり、その後大村神社、大村公園が設けられた。
(2) 玖島城
慶長3年(1599)に大村藩初代領主大村喜前により築かれ、二大藩主の純頼の時代の慶長19年(1614)に大改修を行って、大手門をはじめほぼ現在の形となった。玖島城は築城以来、一度も戦火にあうことなく、明治に廃城となり、その後大村神社、大村公園が設けられた。
写真3-2 玖島城
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