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■ビックイベントで福井をアピール■

 

ところで、本県では、今年7月から9月までの3ヶ月間にわたり、JRグループとタイアップして、大型観光キャンペーン「福井デスティネーションキャンペーン」を実施いたしました。このキャンペーンでは、敦賀港開港100周年記念事業「つるが・きらめき みなと博21」をメインイベントに、県内各地で地域の特性を活かした多様なイベントでお客様方をお迎えいたしました。

「つるが・きらめき みなと博21」では、敦賀港の歴史や役割を紹介する「きらめきみなと館」はじめ、3D映像シアターやコンサート、ミュージカルなどの楽しい催し物を開催したり、明治から昭和初期にかけて活躍した「欧亜国際連絡列車」と「欧亜国際連絡船」を再現して、東京〜敦賀〜ロシアのウラジオストクを結ぶなど、大きな話題を集めました。このほか、「咸臨丸」や深海調査船「しんかい2000」などの船舶の展示等も行い、博覧会の開催期間中、目標を大きく上回る延べ686,000人の方々にご来場いただきました。

 

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明通寺

 

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越前ガニ

 

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お水送り

 

そして、いよいよ来年は「恐竜エキスポふくい2000」の開催です。本県は、日本一の恐竜化石の産出地でもあります。これまでにドロマエオサウルス科など肉食3種類、イグアノドン科など草食5種類の計8種類の恐竜化石が発見されているなど、日本の恐竜化石の8割を産出しております。来年7月に、わが国の恐竜研究の拠点となる「県立恐竜博物館(仮称)」を開館することとしており、これを契機として「恐竜王国ふくい」を広くアピールするため、7月20日から9月17日までの60日間にわたり、勝山市をメイン会場に「恐竜エキスポふくい2000」を開催いたします。この「恐竜エキスポふくい2000」では、「自然史のアミューズメントパーク」をコンセプトに、地球のこと、恐竜のこと、環境のこと、そして人間と自然の関係を参加・体験していただくことを通して、楽しみながら学べる全国から注目されるビックイベントにしたいと考えておりますので、是非、皆様方にお越しいただきたいと思います。

 

 

 

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