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コーディネーター

マスコミ効率、それから情報効率、東京は高いという印象があります。関西の流通というのは、マス媒体費用からして、2倍、鳥取は10倍位、だから、地方で博覧会やったり、大型キャンペーンやる時は、東京にマスはあまり打たない。効率が悪いんです。それと遠いし。だから、違うシートの方法を考えます。だから、時間かけないと仕方がないでしょう。期間限定で、この春から秋までになるという時に、即わからないといけないですから、多少の出血を覚悟でやりますけれども、鳥取県を売り出すんだということであれば、長期戦略として、鳥取県そのものを、じわーっと染み込ましていく作戦の方が、私は良いと思います。

じゃあ、どういうことなのかというと、絞るんです。鳥取のこれ、というものを10年変えないんです。それで売る。もう、それが一番で、これもう飽きたとか、ああだとか、こうだとか言ってたら、大阪にも最近、なかなか伝わってこないです。だから、そのへんは、どこへ絞り込むかということでしょうね。これは、同じこと言えると思うんですよ、秋田にも滋賀にも同じことが言えて、秋田には東京からもっと来て欲しいんだけれども、飛行場も新しくできたのに、なかなか東京からやって来られないというのは、秋田に行きたい、行ってみようという、腰が上がる、そこのきっかけが、なかなかないんです。ということは、こんなに良いんだよと、こんなにの部分が伝わってないんじゃないかなという気がするんです。

 

秋田県

茶谷先生がプロデューサーという立場から、外から来て、例えば、秋田のプロデュースとか、そういうのをイベント、博覧会だとかという形ではなく、ある程度、中長の視点を持ってやるというようなことが、可能なのかどうか。ちょっと、お聞きしたいなというのが、本当のところなんです。

 

 

 

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