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地域活性化センター

皆さんそれぞれ、情報提供して頂いてるんですが、果たして、訪れる人のニーズを考えた情報発信なのかという部分です。確かに盆梅あります、これは他にもなくて素晴らしいというのは、滋賀県サイドから発信する部分です。でも、受ける側が、別に鉢じゃなくたって、野にある梅だっていいじゃないかと思われちゃえば、そこでお終いになってしまうんです。ですから、これだけではやっぱり弱い、先生おっしゃってたように、何か他のものがついて、まさに、この冬の滋賀を見てくださいというふうにならないと、盆梅がありますだけでは弱いのかな。温泉があります、古い温泉があります、それだけでは、やはり、他の温泉地と、競合した時に、鳥取の温泉に行きましょうというふうにはならないでしょうし、ワールドゲームズ見に行きましょうということにもならないんではないでしょうか。秋田をわざわざ訪れたいというふうに、思わせる何かというものを、今日ずっと、昼間も講演されてましたけども、探し出して、それをメインと言うか、軸にして、これら要素をそれに合わせた形で、加工して、情報発信をするというものが大切なんではないかというふうに思います。

 

日本旅行業協会

情報は比較的早めに出すということと、あと、消費者というのは、結構わがままでして、1つ見るたびに新しいものが欲しいということと、それから、いつまでも変わらずに人気のあるものということです。例えば、草津の本陣というのは、400年も前から変わらずあるとか、そういう相反するものを点と点を結んで線にして、それを立体化していくような、何かアイデアを作ったらと思います。

 

近畿日本ツーリスト

私、仕事柄、キャンペーンの方担当してますので、こちらから、特に色んなご支援を、各行政の方にお願いするような立場なんですけども、先ほどの、特に、デスティネーションキャンペーンの場合、お話があったとおりでして、1つのキャンペーンは、1つの切り口であるんですけども、それが全てにはならないと思ってまして、JRとのデスティネーションキャンペーンについては、やはり、あくまでも、JRとの絡みの中で、エリアは当然絞られてきますから、それが全ての送客を期待できるかというと、そうは多分ならないと思います。お願いしたいのは、我々東京ですから、特に首都圏を意識した、施策みたいな、ご支援みたいなところがあると、一番良いんじゃないかなということです。特に、首都圏というのは、そういう意味で言うと、1つのブームみたいになりますから、ある程度押さえておくという必要性があると思います。もう1つ、踏み込んで言えば、このことは、このテーマは、そのエージェントに頼るべきなのか、それとも、これはエージェントじゃなくて、例えば、地元のマス媒体を使った方がいいのか、時期は正しいのか。もっと更に言えば、今日は、JTBと、当社しかいませんけども、このことは、このエージェントがいいのか、それとも、ここはこういうのは強いんじゃないかとか、そういったとこも少し、よくよくご覧になれば、充分わかりますので、うまく活用して頂ければ、色々ご不満もおありのようでしたけれども、一番効果が高いといいますか、そういったところが望めるんじゃないかなという気がします。

 

 

 

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