日本財団 図書館


滋賀県

ページの使い方が、まずかったのかも知れませんが、ちょっと後ろを振り向いて頂きますと、盆梅というここでしかない、梅の木、樹齢300年、400年あるようなものなんですが、山からとりだしてきたものを信楽と言う地場産業で、作っている大鉢、直径1メーターを超えてるようなものもあるんですが、そこに植わっている季節の梅ということで、1月から3月まで開花調整しながら、やってるわけです。場所は長浜ですけれども、この盆梅の風習と言いますか、それが、湖北全域に、あるものですから、トライアングルというのを、この2ページ目の筆頭で載っけてはいるんです。湖北盆梅トライアングルツアーというのが、この季節の売りではあるのです。季節感をしっかりと捉える為には、もっと、先に出した方がよかったのかも知れません。

 

コーディネーター

今日僕は、あんまりイベントの話したくなかったんだけども、観光とイベントとくっつけるということを、固定のイベントやっちゃいけないというのは、例えば、もし、琵琶湖を一周させるバスが、30分、あるいは1時間毎に走っていて、それで、大津に行っても、中浜からでもいいです、乗って、どこでも降りられるフリーパスですと。だから、あなたは2日かけようが、3日かけようが、1日でも琵琶湖の周りをぐるぐる周れるんですと。これが2000円なのか3000円なのかわかりませんが、このような仕組みができたとするじゃない、そうすると、それを武器にし、琵琶湖をぐるぐると、ある所は自分で走って、ある所はバスに乗っても構わないから、とりあえず行きなさいという仕組みを作っちゃうんです。それで、ここで降りたらこういうのがあります、という形で、それを軸にして組み立て直すのです。行事を入れて、十字に走れるように、ここで降りて、こう行って、逆流してきて、また十字に行ってみたいなルートを作っちゃうんです。これが、行政にできないんです。こういうことができないんです。僕は、行政というのは、最大のネックだと思うんです。

それをする為の方法は、県か、そういう関係の琵琶湖のキャンペーンをやるので、この際、協力してくれと誰かに預けて、アイデアとか、企画してもらう以外、しょうがないです。例えば、プロデューサーというのは、その為にいるんです。よし、わかった、やると、なったら全部説得するんです。それが実現しちゃうんです。そうすると、それが軸になって、琵琶湖なり、何々キャンペーンという形で、出来上がっていく。そうすると、すごく見えやすいでしょ、琵琶湖へ行ったら、乗り放題で、3000円かかるけれども、どこまで行くのも、戻っても周れるんです。そうすると、お寺へ行ったり、梅があったり、それが色んな所で光ってくるんです。あれ食ったり、これ食ったり、というようなところまで組み込めれば、この内容で充分なんです。まとめ方の問題かなあという、イベントになりきってないんです。情報ではあるけれども、観光イベントという情報まで、ちょっとインパクトが弱い感じです。いつでもできると思ってるのに、誰もやらないなあと思ってるんですけど、それは、市と地方が複雑にまたがってるからです。

 

滋賀県

交通システムのエリア意識というんですか、テリトリーというのがありますよね。それから、これはデスティネーションキャンペーンですから、JRの1つの商売になってかなくちゃいけないんですよね。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION