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秋田県

大会そのものというのは、トップレベルとはいえ、国の正式なイベントではないというのが、このワールドゲームズの特徴ということです。全国的な集客効果を計るというのは、ある程度、我々のやっていくことですが、これから、個々の組織団体、競技団体へは営業部所的な所がやっていくと思うんですけども、広く一般的に言うと商品として考えていくと、結局、大会そのものの価値というか、それがどの程度のものなのかということに、大きく左右されると考えます。

 

コーディネーター

観光として捉えるケースと、これを実際にやる立場に捉えてるケースとっていうのは、話しが違うんです。これを実際にやる立場だと、何とかこの大会を成功させなきゃいけないということです。観光代理店の立場のことをいえば、これがあるんだから、何で秋田に、お客さん来ないんだよと言われちゃうわけです。問題としては、これは、何か、爆発するようなイベントじゃないですよということを、しっかり認識しといてもらわないと大変です。

これで、一体、全国に向かって、何を言うかということさえ、はっきりさせれば、それを言えば良いんじゃないかなというふうに思うんです。そこの所を整理が、必要ですね。

次にいきます。鳥取です。

温泉で、色々やってきたんだけども、何かもう1つ、ぱっとしない、この際、なにかブレイクする方法ないかしらと。イベントでもいいけど、いつまでも花火大会なんていうと、というところです。いいアイデアが欲しいなあという、アイデアなんかは勝負できるんですね、旅館の人たちも説明がいるという、アイデアというよりも、捉え方なのか、作戦なのか、そのあたりかなあというのが、皆さん今日の課題の提出だと思うんですけども、皆さんのご意見を伺いましょう。

日本旅行業協会さん、いかがですか。

 

日本旅行業協会

温泉って言うと、全国各地色々な所に温泉っていうのがあるわけですから、その中で、先ほどおっしゃったように、その、このというものが、鳥取にあるかということです。そのへんをうまく売るということですけど、1つ視野を変えて、今アジアから台湾ですとか、韓国から、温泉に来られています。韓国の方は温泉に入ってというのは、好きなそうですから、近隣の諸国の外国人の為に、いわゆる売る為に、例えば、英語表記をするとか、韓国語表記をするとか、そういう1つの何か違った視点から捉えてみたらいかがでしょう。

 

コーディネーター

鳥取で韓国の方とか、台湾の方とか、かなり多いんですか。

 

鳥取県

実際の入り込みという部分で見ると、ないに等しいけども、今、韓国に対しては誘客を行なっています。実際に観連の方がやってるんですけども、韓国の方に来ていただいて、見て頂いて、岡山県によって、帰りは岡山の方の飛行場使って帰って頂くというようなことで、来ては頂いてますが、まず国内のほうに、どうしても目が行っていまして、国内の次に、韓国とか、諸外国なんかっていうのが、現場の考えです。

 

 

 

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