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近畿日本ツーリスト

私はJR全社キャンペーンの担当をやっておりまして、各地域に、どうやってお客様をお送りするかということを考えてるのですが、旅行会社として関われるのは、3つ位あるのですが、1つは、県の販売を我々が委託しようというのと、それから、2つ目は、この、約3000名程いらっしゃる方の、いわゆる泊りであるとか、足だとかをお世話をするというものと、それから、期間中に、いかにお客様を、そこに、体験されることも含めて、輸送していくかという、3つだと思うんです。おそらく、前の2つのことは、大体おわかりだと思いますので、最後のその3つ目の手段については正直言って、こういう短い期間のものというのは、必ず旅行商品ということはにはなりづらいです。一番、手っ取り早い方法として、パンフレットとかを作っていく手段があるんですけれども、なかなか短い期間のものは、我々として収支を考えた場合、作りづらい。それから、不特定多数の方には、アプローチをしていくわけですから、なかなか、限られた紙面では、意図するものがなかなか伝わりづらいということがあります。2001年ということで、間に合うと思うんですけども、少し囲い込みをしていくっていうか、ある程度、限られた中で、その中のお客さんに、アプローチしていくという、そういう方法、手法としては、ありえるのかなということも考えられます。

 

コーディネーター

ワールドゲームズの特色というのは、充分珍しいスポーツであるということです。

 

日本旅行業協会

このワールドゲームズ2001ということ自体、まだ、皆さんに知られてないので、そのへんのPRを進めていく、費用的な面が、かなりかかると思うんですが。私どもでもニュースレターっていうのを出しておりますので、情報を色々こちらの方へ頂ければ、旅行業者に限りますけど、ニュース媒体というものありますから、そういうのをご利用頂くのも、1つの手だとは思います。

 

JR東海

私は宣伝の担当しております。今回、こういう場、初めて参加させて頂きまして、こういう討論というのは、楽しみに来てるんですが、先程、先生言われたように、色んな競技が、このパンフレットたくさんあって、非常に、おもしろいです。従来のオリンピックの正式種目以外の種目を集めてみたという、その主旨自体、結構面白いものだし、こういった色んなスポーツを秋田県、日本でやるということは、日本の方々に、こんなスポーツがあるということを、知らしめる良い機会にもなると、ただ単純に、そう思っていました。ただ1つ、こういった大会というのは、継続して秋田県でやるわけじゃないんで、いわゆる一過性のものになりかねないこともあるんですね。ですから、この大会をきっかけにして、何を残していきたいんだろうかという切り口で、秋田県としては、どうお考えになっていくんだろうというのが、僕の、大変大きな疑問です。せっかく、こういったスポーツ競技が、秋田県として、興味を持って誘致したということは、スポーツに対して、かなり関心がある、理解の深い県だと、そういった切り口で、例えば、南の島でトライアスロン、きれいな海を中心にしたトライアスロン競技ですとか、北海道ですと雪合戦大会とか、それが身近に体験できるような、自然と親しめるようなスポーツとか、提案といったものであれば、あまり独創的ではないんですけども、この大会をきっかけとして、例えば、秋田県ではこういった、この地域で何ができるよといった新たなスポーツの提案とか、今後、何を残すかというきっかけとして、この大会を捉えていった方が考えやすいというふうに思います。

 

 

 

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