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千葉市観光協会

私どもは社団法人ということで、普段から民間の、地元のホテルとか、観光施設の方との付き合いが色々とあるのですけれども、駅頭でのキャンペーンとか、観光展を行なった時に、民間、地元の施設の皆さんなどに、費用の一部をご負担を頂いたり、ガイドブックの方にも、広告という形で頂いたりという形が、実は今まで、非常に多かったのですけれども、こういった時節柄、費用対効果ということを求められまして、これだけ出して、どれだけ、効果があるんだと。例えば、観光展に出て、期間中5日間出て、観光展25万人の来場者でしたと、非常に効果がありましたと、こういった挨拶では、今は済まされないような状態になってきています。他の競合するメディア等も多い中で、お客さん5人が10人になったとか、そういった分かりやすい状況であるわけではないので、個別のプロモーションに対して、どのような形で、効果というものを訴えていったら良いものかというのを、お伺いしたいと思います。

 

コーディネーター

これは非常に難しい問題なんですね。効果測定という話は。そういう問題を提起されて、これ、こういうことをどっかでおやりになったことありますか。広告をしてみて、その効果、広告というか、色々なプロモーションをしてみての効果がどうだったかということですね。あまりされた所はないかと思うんですけどね。

それでは、観光GISの話がございましたけれども、新しいメディアが増えてきた時の都道府県というか、自治体の観光情報についての役割ということでお話がありましたけれども、これは、千葉県の方お話頂けますでしょうか。

 

千葉県

先ほど、バリアフリーの時に、話がちょっとありまして、そういったバリアフリーを整えてる施設の情報などがもしあったらと、いうことで話があったんですが、他に、消費者に近い旅行会社さん等から、行政が持ってる情報について、こんなものが、今、ニーズが高まってるので、情報が欲しいといったものがありましたら、ちょっとお聞かせ頂きたいとも思うのですけれども。

 

コーディネーター

まず、広域圏の方、私の方からもう一度お聞きしたいのですが、例えば、こういう飛越の、広域観光ルート作成調査ありますね、これができた。それで、報告書ができて、そのままになってるというお話でした。この中で、観光ルートが幾つも作られてますね。滞在型であるとか、回遊型というような形かな。そういうような形で作られてますけれども、例えば、こういうものでツアーを作ってみてくれますかというような話を、旅行会社へ持ち込まれましたか。例えば、委員の中に旅行会社の人間がいたとか、そういうようなケースですかね。反応いかがでした。難しいと言ってましたでしょうか。そういう時に、旅行会社の人も、はっきり言わないからいけないんでしょうね。近畿日本ツーリストの方、ここに今、幾つかルートが出てるのですが、これで作れますでしょうか。

 

 

 

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