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コーディネーター

今、高齢者、障害者というのは、どこでも、大きな問題になってるところだと思います。旅行関係で、こういう方々に、どうやって、もっと旅行しやすくしていくのか、ということを全国的にやってるわけです。そういった方々が動く、旅行する機会というのが、これからさらに増えてくるだろうと思われます。そうすると、来ていただく際のやり方というのも考えておかなければいけない、ということだと思うんです。それが今の、北海道の方からのお話だったと思います。

それではもう1つ、四国観光立県推進協議会の方からは、関西で今、どんなことをやってらっしゃるかです。首都圏に向けては、今こんなことをやっていて、これで足りないかどうかという話をして頂ければと思います。

 

四国観光立県推進協議会

私どもの四国観光立県推進協議会というのは、四国4県と、JR四国の5社で構成しておりまして、四国への誘客促進に向けて、さまざまな事業を展開してるのですが、関西につきましては、四国から近いということもありまして、雑誌広告を出しましたり、テレビ広告やテレビ番組を作成したり、関西でイベントに参加して、キャンペーン等を行なったりということを、色々と事業展開していますが、首都圏につきましては、今年は名古屋でありました旅フェアヘの出展と、それから、JRの新宿駅に広告塔を持っておりまして、そこで観光写真のコルトンと、観光ビデオを放映しています。それ以外には情報発信が行なわれてないというのが実状なんです。それで、現在予定してるのが、1月の20日を開始のメドとしまして、インターネットを活用しまして、四国からの生の情報をできるだけ提供できるように、電光掲示板と、パソコンのディスプレーを導入し、できるだけタイムリーな情報を提供できるような、インターネット回線を利用した新システムの導入を考えておりまして、今、整備を進めているところです。

お聞きしたいのは、予算が限られている中で、どのようなことをしたら、首都圏に向けての効果的な情報発信ができるかということ、それとあわせまして、お配りしているお手元の資料に、四国八十八箇所案内のパンフレットというのがございますが、これを活用して、何かできないかということが最近、よく言われています。四国にしかない、貴重な観光資源だと思うのですが、それを、効果的に活用できる方法など、もしお知恵がありましたら、あわせてお伺いしたいと思います。それと、先ほど申しました、新宿駅でのインターネットを活用した新システムなんですが、首都圏で行うというのは、多分、四国が初めてではないかと思うのですが、皆様方のどなたか、インターネットの情報システムをやられているところがあるというのをご存知でしたら、教えて頂きたいということ、それから、関西に向けては、四国を売るとすれば、本四三橋ができたということで、これらを売りにしたら良いと考えているのですが、首都圏の方々は、飛行機で来られる方が多いと思うのです。それで、橋を売りにするには、やはり訴求力が弱いのか、ということをお伺いしたいと思っております。

 

 

 

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