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コーディネーター

航空会社が、どういうキャンペーンをやるかということです。デスティネーションキャンペーンなどを、どうやって組んでいこうかと、あの航空会社、うちの方へ飛んで来てるんだけども、一緒に組んでやる時には、どうしたらいいかというようなことを考える上で、参考になるご意見かと思います。

今まで出た手法の問題について、インターネットのような新しいメディアですけれども、これは、今のところ、どういうふうに捉えておいたら良いかというと、非常に新しいメディアで、ある特定の層には定着しています。これから先、どうも、将来性はありそうだというのが、インターネットに対する評価だろうと思うんですね。その中で、皆さんもおそらく、ホームページは、大体作られてると思うのです。観光関係でホームページ出されているところ、幾つくらいありますか。ちょっと、手を上げてみて頂ければ…。大体のところは出されているわけですね。このホームページですけれども、2つほど注文があるのですけれども、1つは、ホームページのアドレスを色々なものに出して欲しいと。放っておいて、検索してどこかから探し出して下さいというようないい方だと、なかなか出てこないということがあるんです。なかなか探しにくいというようなことがあるので、結構アクセスするのが大変だということでございます。例えば、パンフレットとか、あるいは何か、媒体を出す時には、必ずホームページのアドレスを掲載しておくというようなことをいっておくと、その印刷物よりも、もっと詳しい、新しい情報が手に入るなということで、アクセスしてもらえるんじゃないかと思います。例えば、旅行会社の方で旅行商品を作ります、そういう時に、観光地の情報はパンフレットなんかに、ちょっとずつ入れることが多いんです。そういう時にも、この観光地の情報は、ここにアクセスしてくれというものを出してほしいと言っておけば、それを見た人も、そこにアクセスしてくれるということがあると思います。そういうことまで考えて出されたらいいんじゃないかということですね。

もう1つはやはり、色々なところで作られてるホームページが、見て楽しいかどうかという編集上の問題です。やはり観光情報ですから、見たら行ってみたくなるような情報というのも、必要じゃないかなと思うのです。先ほど、情報の4段階というお話をしました。色んな情報が載せられると思うんですけれども、最初にでてくるのはやはり、これは、行ってみなきゃいけないなと思わせるぐらいの出し方と言いますか、そういうようなものが必要じゃないかということです。そういう編集の仕方というものを考えて頂いたら良いんじゃないか、場合によっては、企画会社などの編集のプロにご相談になったらよろしいのかというふうに思います。やはりどちらかというと、自治体の方が出されるホームページというのは、固い情報が多いですね。場合によっては、教育委員会なんかが作ってたりしますと、あまり見たくなくなるような情報が多かったりします。ですから、観光情報という意味でいけば、気をつけた方がいいのかなという感じがいたします。

あとは、観光情報提供システムということがありますけれども、これは大体、インターネットとかということになりますと、コンピューターということ、そこからシステムというようなことがでてくるのですが、観光情報に限らず、情報提供システムというからには、全体の仕組みなんですね。

 

 

 

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