日本財団 図書館


コーディネーター

なかなかユニークなキャンペーンですね。京都府というと、どうしても京都市というのが、頭に浮かびます。京都市を除く京都府と言うと、ほとんど皆さんも、ご存じない所が多いのではないかと。たまたま私、京都府の北の端と、南の端、丹後町と加茂町ですが、ちょっと関わりがあったものですから、北の端と南の端なので、京都市以外の京都府というのは、非常に大変なことだなと思って見ていました。例えば、ガイドブックを見ましても、加茂町などは、京都府よりも奈良の方に入っているような所です。そういう所のキャンペーンは、皆さんも、県の方でしたら、ご経験あると思うんですが、非常に大きな観光地を抱えた所で、それ以外の地域というのは、大変だなあと思います。

それと同時に、もう1つのメインの問題としては、ターゲットにどうやってアプローチしていくかということです。その中の一つの手法で、人が集まるターミナルでのキャンペーンというものがあると思うのですが、その成功例がないかどうかというようなこと、あるいは、そういう時、どういうやり方で、うまくいったのかということ、また、どういった所に企画を頼んだりするのか、どのような形で進めてるのか、ということを、後ほど、皆さんにお聞きしたいと思います。

もう一つ手法的な問題で、北海道からは2つ出されていまして、1つは先ほど言ったような、旅フェアとか、ウインターリゾートの展示会といったこと。もう1つは、高齢者、障害者というお話がございました。この、高齢者、障害者については、後ほど、お話を頂ければと思いまして、展示会系の、そういうものに、どういうふうに出ているのかというようなことでお話を頂ければと思います。

 

北海道

旅フェアですとか、ウインターリゾートですとか、大きなイベントに、初めて参加させて頂きました。そこでちょっと感じたことなのですが、色々なお客さんがたくさん集まって、観光パンフレットとかはたくさん持って行かれるのですが、どうも、いわゆるノベルティー、そういうただで頂けるものを、目的としているお客さんがいらっしゃると思うんです。その時に、私のイメージとしては、旅を皆さんに提供するということですから、北海道に、実際に来て、どんなものが見れるのかとか、もしくは、どんな旅行ができるのかという、もう少し突っ込んだ説明とか、案内をするものだと思っていたんですが、お客さんの回転が早くて、そんなようすではなく、どれだけ効果があるのか、疑問に思いました。

そういうプレゼントとか、ノベルティを充実させた方が、人だかりができて、お客さんは集まると思うのですが、果たしてそれが、実際、北海道に来て頂けることにつながるのかどうかということに、疑問があります。毎年、同じようなことをやっているのですけども、実際、どいうような効果があるのかということが、素朴な疑問としてあります。例えば、今年は、名古屋で旅フェアが行われたのですが、来年は、また千葉で行われます。

来年に、名古屋で行われた旅フェアの影響で、どのような変化がおきるのか、北海道に対して、名古屋の人たちは、旅行者が増えたのか、というような疑問もあります。もし、そういった調査などがあれば、教えて頂きたいと思います。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION