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宮崎県

先ほど申しましたように、平成9年をピークに、今年、台湾が下がってきました。平成10年は9万3000人と、約3万人位減りました。北海道ブームというのがありまして、九州のテーマパークだけでは、うまくいかないのかなというようなことがあり、他県の方々で、旅行商品造り、PRの進め方等、これというものがあれば、教えて頂きたいと思います。

それから、北海道ブームのきっかけとなった事例、および、PR活動、それと、各観光施設の連携、特にホテル業界の連携についてお願いをしたいというのが2点目、そしてコンベンションといいますか、国際会議の事例を踏まえながら、効果的なPR方法があれば教えて頂きたいというようなことでございます。

 

コーディネーター

先ほども、九州のテーマパークツアーもちょっと寿命が来てると申しましたが、やはり、同じ商品で4年間続けるのは大したもので、アジアの人々も熱しやすく、冷めやすいということで、なかなか、長い間もたないと思います。それから、北海道旅行ブームについては、このあと、四国の方のお話聞いてから、ご説明したいと思います。また、国際会議を活用した効果的なPR方法、多分、ワールドカップとも共通してると思いますので、その時、四国の件もふまえて考えますので、四国観光立県推進協議会のプレゼンテーションに進みたいと思います。

 

四国観光立県推進協議会

四国は、各県ごとに、テーマ地区になっておりますので、広島県と愛媛県、香川県も、岡山などと、テーマ地区になってますので、そちらの方で、売り込みをやっているとは思いますが、四国としては、今年初めて、台湾の台北の国際旅行博に出展いたしました。台湾からは、北海道を中心にして、こうブームになっているということなので、そういう所を勉強させて頂きながら、四国としても、誘客促進に取り組もうとしてるところです。

実際に、台北に行きましたが、香川県としても、台湾自体は、それまでも、エージェント招請とかはやってきていましたが、台北に行ってみて感じたことは、四国は知名度がまだまだ低いということです。それで、ちょうど来年ですか、大阪でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)の開業とか、2002年のワールドカップとかありますので、特に、大阪のUSJと四国はすぐ近くですので、明石海峡大橋もできましたことですので、台湾からUSJに来たお客さんを、どういうふうにして四国に誘致するかというのを、お教え願いたいと思います。

 

コーディネーター

今度は、大阪のテーマパークが脚光を浴びるのではないかということですね。色々、ワールドカップの活用、それから、大型テーマパークのUSJの活用とか、色々考えられるわけですけども、まず宮崎県のご質問で、各都道府県の皆さんの旅行商品造りのPR活動の仕方ですが、いままで宮崎県というと、テーマパークツアーとして売れたという事実があります。その他に、皆さんの地元で、こういうパッケージツアーが売れているあるいは、個人旅行客でも結構ですし特に団体旅行客がこういう所に行っているというような事例があれば、教えて頂きたいのです。

 

 

 

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