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コーディネーター

今、産業観光というワードの定着が大事ですよというご指摘がありました。

ターゲットというところで、修学旅行というお話が出ましたけど、例えば、物作り日本という視点で考えた時に、外客誘致みたいなことは、どうなんでしょうか。

 

全日本空輸

コンベンションという切り口で、名古屋は熱心に外客誘致されておりまして、ポストツアーといったところで、産業観光の面で評価されてると聞いております。そういった意味で、工業というか、工業デザインのところもあるんですけれども、確かに、今のところ切り口に、なりつつあるのかなというのは、特に、アジア関係については、興味が高いと聞いております。

 

コーディネーター

先ほどの講演の中でどなたかがお話になった、例えば、外客誘致にしても、多少は遠距離から人を誘客してくるということになると、宿泊施設というのは、重要になると思うのですが、現状と今後の方策をお聞かせ願えますか。

 

岐阜県

現状は、東海北陸自動車道の整備などによりまして、日帰りが可能になった為、宿泊利用客が、減少傾向にあるといったのが現状です。

 

日本航空

産業観光という呼び方はやはり、非常に、固いイメージが強いですので、柔らかいイメージを作らないと、いけないと思うのです。本当に、お金がかかっていいなら、ドラマ、「夏子の酒」とか、「みをつくし」とか、ああいうもので取り上げて頂いたら、すごく柔らかいイメージができると思います。例えばそういうメディアとか、それこそ、「いい旅みつけた」とかで、うまく取り上げていただいて、一旦そういうところで、ワッと盛り上がったあと、旅行会社とか、航空会社から、うまく、これにのせて頂くというような形を一回やらないと、お客さんに対して、浸透しないと思います。そういうことを一回して頂いて、私どもに投げて頂ければ、また、おもしろい企画ができるんじゃないかと思います。

 

コーディネーター

柔らかいイメージ、まあ、タイアップというのは、なかなか、確かにお金のかかるお話で、逆に、先ほどのお話にもありましたけど、マスメディアが飛びつくように、多少加工をする必要があるのかなと思います。

それではつづいてターゲットという意味で、何かご意見頂けますか。

 

 

 

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