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群馬県

私は、宣伝の方をやっておりまして、群馬県内にはご存知のとおり、草津、水上、伊香保、3大温泉地、あと、四万温泉などがありまして、最近不景気なので、宿泊客は減っているので、各地域が色々それなりに考えながら、色んなイベントを、鳥取県さんと同じようにやっていますので、ちょっとおもしろそうな事例ということで紹介したいと思います。

旅フェアのパンフレットにもありますけども、草津は、湯もみショー、これは昔からやっています。あと、温泉旅館が連携して、和風的な旅館は、お互いに昼間、時間によっては入浴できるという、交互入浴の、和風村制度とか、冬になると、草津では最近スキー客が落ちているので、雪上車を走らせたりしてます。それで、白根山に行きましょうとかいうものもしています。伊香保に昔、ハワイ大使公邸があった関係で、毎年夏には、ハワイアンフェスティバルということで、ハワイアン踊りのイベントをやってます。私も毎年行っているんですけども、年配の方から若い女性まで、色んな方が来てやっています。こういうイベントもあります。水上は、JRがデゴイチだと思うんですけども、汽車を走らせています。それで、観光協会の人が言うには、汽車が走ってきて煙を噴いたら手を振ろうと、手を振ろう運動なんかやっています。そういうものプラス、地域に谷川岳があるので、トレッキングをやりましょうとか、利根川のラフティングをやりましょうとか、ちょっと温泉から外れてるイベントを使って、地域を起こしてるということをやってます。あと、伊香保で言うと、おかみさんたちで、最近、お香を使った、においのするものを作って配りだしてます。草津は、JRの協力で、電車にですね、旅館名とおかみさんの顔写真を載っけて、草津をPRするという電車を走らせてます。

温泉は皆、泉質の違う温泉です。そういう、温泉だけじゃなくって、色んなイベントを使って知名度上げたり、パブリシティー対策、新聞とか、テレビとか、そういうイベントで取り上げてもらうということも考えてやっているようです。旅フェアのことで言いますと、名古屋で4月にやった時、モニターツアーで群馬県3大温泉地ゆったりツアーという、今紹介した、代表的な温泉地を周りました。参加者のアンケートを取ったんですが、その中では、一番良かったのは、有名な草津温泉に入りたかった、昔から、有名な草津温泉に入れて良かったっていうのが、代表的なアンケート結果なんです。それプラス水上温泉というのは、比較的、群馬県内では大きな温泉地なんですが、中京圏の方にはなじみが少なかったものですから、そのアンケートにも、泉質の違う温泉を皆周れて良かったというのが多かったです。簡単に言うと、草津だけで売るんじゃなくって、私の仕事でいうと、広域的な、草津、水上、伊香保とか、四万も含めて、連携をしてやると良いツアーが組めるんじゃないかなという感想も、課内で話題になってました。

 

コーディネーター

温泉、各地温泉ありますので、温泉プラスアルファみたいなところで、差別化をされているという、群馬県の例でございました。

 

 

 

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