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日本旅行

それと、宿が非常に少ない、というようなこともありますので、まず、受入体制の充実が必要です。充実してこないと、なかなか、旅行会社としては、商品造成をしにくいと思います。旅行会社としてはそういったものが、ある程度整っている中で、商品造成をしていくというのが、一番良いわけですので、そういう意味ではちょっと、厳しいのかなという感じがいたします。

 

近畿日本ツーリスト

今の天草空港の件で、ちょっと追加なんですけども、このパンフレットはなぜ、こんな作り方をされたのか、読めないんです。天草空港をつくって、天草空港に、お客さんを呼び込むということですよね。でもこれは、天草空港の案内なんです。天草の案内じゃないんですよ。そこらへんが、天草空港を活用した旅行商品化という、今回、テーマがあるわけなんですけども、ちょっとずれてるのかなという気がします。

天草の中にも、例えば、非常にきれいな教会があって、キリシタンの島でもあるわけなんですけども、そういう魅力を、出すべきではないかという気がしています。このパンフレットを見ながら、先ほどから何か違和感を感じてたのは、そこなんです。裏側を見ましても、天草空港から、例えば、熊本空港とか、福岡空港とか、あるいは、本土の方のアクセスは何分かかりますよ、何円かかりますよというのはあるんですけども、肝心要の、天草本土内の案内文が何もない。これは何でなのかなというのが一つと、それから、空港の、飛行機の便の数もありますし、39名という小さな便ということで、団体の方というのは、非常に難しいと思うんですが、個人型のお客さんで、仮に、誘客した場合に、天草の中に二次交通を含めて、先ほどのことと通じて参りますけれども、どうやって見てもらうかとういことを露出していかないと、一般客には、訴求は難しいのではないかなと、このパンフレット見る限りは思います。

ただ、天草自身は、私も住んでいたから、身びいきで言うわけじゃないんですけども、非常に魅力に富んだ、趣のある所でございますので、是非、そのあたりを加工して出す工夫が必要ではないかということを、先ほどから感じてましたので、補足をさせてもらいます。

 

コーディネーター

空港の方と言いますとやはり、空港そのものは、なかなか目的となり得ないので、その先にあるもの、行った先で、何ができるのかとか、どんな魅力があるのかということを、きちっとPRをしていったらよろしいんじゃないかというご意見でございました。

先ほどは、商品化というところでいう、受入体制ですとか、その魅力をどう消費者とか、旅行会社に、アピールしていく、コミュニケーションしていくかというところが、大事になってきますよというご指摘でございました。

 

 

 

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