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コーディネーター

旅行の個人化に伴って、大型ドライブインは、今後どういうふうに変化していけば良いかというようなお話です。後ほど、皆様からご意見を頂戴したいと思います。

それでは続きまして、岐阜県の方よろしくお願い申し上げます。

 

岐阜県

私どもの県では、身近な産業や日常的な生活文化などを、観光資源として、積極的に活用し、継続的な交流人口の確保を図ることを目的としまして、産業観光というものを、推進しております。具体的には、体験工房ですとか、レストラン、あとは、展示施設、販売施設、町並み、象徴作り、これらを活用するものであります。例えば、美濃地方と飛騨地方という地方がありますけれども、美濃地方では、陶器であります美濃焼。飛騨の方では、家具作りというのが、非常に盛んでございまして、そういったものを主体にしております。例えば、陶器であれば、陶器を作って頂くとか、有名な陶器を見て頂く、また、それらに関して、販売するといったことをやっております。

しかし、そういった産業観光のモデルコースを作成するなど、PRをしてはいるものの、なかなか、どういった施設があるかとかいった質問が、あまりないものですから、いかにして、産業観光を、一般の人に対してPRをしたらよいかを、ご教示願いたいと、思っております。

 

コーディネーター

2、3質問させて頂きたいのですけれども、もともと、この産業観光というのは、どういうところから発案されて、今、お進めになってらっしゃるんですか。

 

岐阜県

もともと、地場産業を産業だけに押さえるんではなく、観光とからめて、売り出したらどうかという考えです。ひいては、県の産業、および観光のPRをしたいというところからきております。

 

コーディネーター

もともとある地場産業を、うまく観光に結びつけられないかというような、そういう観点ですか。

色々なPRをなさっているということなんですが、PRの方法としては、どんな手段をとられていますか。

 

岐阜県

体験ができるということで、そういった県内にあります産業観光に関するような施設を、全て集めて1つの冊子にしまして、学校であるとか、あと、キャンペーンの際に配布しているというのが現状です。

 

 

 

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