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コーディネーター

紙のメディアといいますか、パンフレットを作られて、さまぎまな所に配布されるという方法でPRをなさっているということですね。

岐阜県は、地場産業という、もともとある産業を、うまく観光に利用できないかというところで、産業観光というコンセプトを打ち出されて、進めていらっしゃるんですけれども、今の所、まだ、成果というか、そういった形に結びついていないということで、皆様のご意見を頂きたいということでございますので、後ほど、よろしくお願い申し上げます。

それではつづきまして、和歌山県の方よろしくお願い申し上げます。

 

和歌山県

当県では、先はど茶谷プロデューサーのお話にもあったのですけども、今年の4月から9月にかけまして、和歌山県の南部の、南紀熊野地域におきまして、南紀熊野体験博を開催しました。テーマは、「現代人の心の癒し」をテーマとしたもの、南紀熊野地域の自然を、そのままを、博覧会の舞台にしました。

その中で、さまざまなイベントを計画したのですが、特に、1泊2日型、滞在型の、例えば、炭焼き体験とか、カヌーでありますとか、参加者の方に実体験して頂くイベントを146ほど設けまして実施したんですけども、ちょっと低調でした。これらは全て、宿泊とか、何時どこどこ集合で、どこに泊まってと、指定していたわけですけども、これがちょっと不都合に感じられるようでして、途中から、現地参加とか、宿泊は無しという、自由旅行型に切り替えましたら、割と、参加率もアップしました。本来、滞在型をメインにおいていたといいますか、裏には、低迷している宿泊客を取り戻すということが大きな課題でした。ただ、こういう形では、なかなか、人気を保つことはできなかったというのが、今回の課題でした。

それで今後、こういう体験イベントは幾つか残していくという方向で進めておりまして、これを今後、どう活かしていくか。中には、旅行会社さんの商品の中に組み込んで頂くということを、考えていますけども、いかに活用していくか、そして、至上命題であります低迷している県内の宿泊客を、いかに取り戻していくかということを、ご教示頂きたいと思います。

 

コーディネーター

1つ、2つ質問させて頂きたいのですけれども、交通手投、宿泊場所を指定されていたのが、不都合だったので、参加率が低いレベルに留まったということなのですが、何かアンケートとか、そういったものは実施されたのでしょうか。

 

 

 

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