10. Business Plan for ISO/TC8
議長は、ISO/TMBが作成した新しいビジネスプランのフオーマットと既にTC8が作成しているビジネスプランの維持の必要性について、詳細に説明をした。最も重要なことは、ビジネスプランの内容であり、TC8のビジネスプランは、ISOの形式にこだわる必要はないと言うことである。
TC8のBusiness Planの改正に関しては、次の決議文が承認された。
決議文185
ISO/TC8は、TC8のビジネスプランの現状に関する議長の報告書を受領した。その中では、アドホックグループが、ビジネスプランを見直す必要があるときには、議長を支援して見直すべきであると言うことが決定された。
議長は、アドホックグループのメンバーに、次の3名を任命した。
ノーダル氏(ノルウエー)
ダイク氏(デンマーク)
アンジェロ氏(米国)
11. Internal and External Liaisons
11.1 IACS
IACSのRobin M.Bradley氏は、東京でのTC8本会議に招待されたことに感謝の意を表すとともに、IACSの規則制定の現状について説明した。また、同氏は、技術標準の土俵の中で、ISO/TC8とIACSの協調関係は、将来とも増加してくることを期待していると述べた。
議長は、ISO/TC8とIACSの協調関係はこれから先、お互いに増やしていくべきであると言うBradley氏の意見に同意した。
11.2 IAPH
IAPHの近藤麟乃助氏は、東京でのTC8本会議に招待されたことに感謝の意を表すとともに、1995年に設立されて以来、83カ国から230人のメンバーで構成されているIAPHの現状を説明した。
また同氏は、過去からも行ってきた様に、ISO/TC8とIAPHは非常によいリエイゾン関係を続けていくことを期待していると述べた。
議長もこれに同意し、特に、TC8/SC11の"Intermodal short sea shipping"の設立を期に、お互いによいリエイゾン関係を維持していくべきであると述べた。
11.3 ICS
ICSに関する報告は何もなかった。
11.4 ILO
ホプキン氏から、SC3とILOとで、ドレインシステムその他に関する問題で、ISO規格を作成することが将来考えられるので、ILOとのリエイゾンは今後必要であるとの説明が行われた。
議長からは、人間工学が、船舶での船員の環境問題と、その労働問題については、ILOと将来のリエイゾンに関しては、重要な問題であると述べた。
11.5 WHO
WHO関連で、船員の安全の項目でアスベスト関連の問題で将来ISOの規格を開発すべき可能性のある項目があると議長は説明した。