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《ISO/TC 8の活動の単一データベースに関する勧告122》

ISO/TC 8諮問グループは、文書の出処にかかわらず、TC 8報告のため唯一の拠り所となるべき、TC 8関係単一データベースを設定することを勧告する。ISO/TC 8諮問グループは、ISO/CS及びISO TC 8の各SCからのデータ要求を受けること、並びにデータベース中に収められているべき情報、データベースの設計及びISO/TC 8 N 1000報告書に対する勧められている変更について、ISO/TC 8の第18回本会議に報告することのため、H.Hime氏(議長)、A.van Dijk氏及び小郷氏をアドホック・グループに任命する。

 

・また、TC 8の唯一の正確なdata baseとなる8 N 1000を維持し、関係者に最新の情報を提供するためには、TC 8 SecretaryとSC Secretaryとの密接なcommunicationが重要であり、TC 8 Secretary及びSC Secretaryの責任と義務を明確にする必要がある。ISO/CSに正確な情報を提供するのはTC 8 Secretaryの責任である。

ISO/CSとの関係については、次のRecommendation 123が提出された。

 

《中央事務局(CS)との連絡に関する勧告123》

ISO/TC 8諮問グループは、ISO/TC 8の各SC事務局に対し、「ISO/TC 8事務局が、SCの作業状況について常に情報を把握している」ようにすることを勧告する。各SC事務局は、TC 8本会議のための年次活動報告書及びTC 8/AG会議のためのexception reportを引き続き作製することとなる。

これらの報告書中に収められる作業項目の状況の変化は、その都度ISO/TC 8事務局に報告すべきである。特に作業項目の段階(stage)の変更、及び目標期日の変更は、ISO/TC 8事務局に報告(電子メールによることが好ましい)すべきである。作業項目の目標期日は、ISO/TC 8議長、又はISO/TC 8事務局(議長が設定する指針の範囲内で認められた場合)により承認されるまでは変更すべきでない。

更にISO/TC 8諮問グループは、「ISO/TC 8事務局が“SCの作業状況につきISO/CSが常に情報を把握している”ようにする責任ある唯一の者である」とすることを勧告する。各SC事務局が、ISO/CSと直接に連絡をとるのは、DIS及びFDIS規格の作成に係る文章上のこと、及びこれらの配布に限るべきである。

 

8.2 Business Plan view

Business Planは、TC 8/AG会議ごとに見直し最新版を発行する。ただし、Business Planのgeneral introductionの部分は変更はあまりないので、AGごとの見直しは行わず、Annexの部分を見直し、変更の日付等を明確に記載する。

8 N 1000の最新版はWeb siteで関係者が閲覧できるようにする。(Acrobat等で縮小すれば可能と思われる。)

 

8.3General items from ISO/CS

Mr.Abram、議長及びMr.Dijkから次の発言があった。

・Mr.Abram:今後ISOの全てのTCはISO/TMBで定められたBusiness Plan templateを使用して、Business Planを2001年までに作成することが義務づけられているので、この点をTC 8でも考慮して欲しい。(ISO/TC 8 Server利用可能)

・議長:TC 8のBusiness Planは1998年に作成して関係者にapproveされ広く使用されており、様式をISO/TMBの指定するtemplateにあわせて変更することは考えていない。

・Mr.Dijk:Business Plan templateがCENにとっても利用できれば便利であり、優先度が高いと思われる。しばらくはこのままとしても8 N 1000とISO templateとの様式の違いを明確にしておくことが必要である。

 

 

 

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