6.3 8 N 1000 Status Report-Resolution 167,8 N 929
Mr.Hime(Ad Hoc Group Chairman)から次の報告があった。
・Ad Hoc Groupは、8 N 1000 Status Reportに記載されているIMO-Requested Items(IMO R numbered items)に関して、その起源及びIMO関係書類(IMO possible reference documents)について調査したが、十分な情報がないこともあり、明確化することはできなかった。
・この報告に対して、議長からIMOの仕事をサポートする立場での国際規格作成活動の中で、項目に優先順位をつけること自体難しい点がある旨の説明があり、議長としては、IMOリンクナンバーを付した表は存続させるが、記号Rは削除したいとの提案があった。
また、本件については議長から次の補足説明があった。
・記号Rを付けた背景には、IMOの会議に出席して、議論の中で作業を進めるために、ISOが何かしなければならないという事情もあった。会議の席上で、これらの問題のイニシアティブをとってもよいかということから始まった。誰々からの要請かと云われても何もない。関水氏との話し合いの項目も含まれている。
・Mr.Dijkから、造船業界ではISO/IMOの優先順位の項目として識別するためにも記号Rは必要である旨の意見があった。
・議長から次の発言があった。
・ヨーロッパではCENビジネスプランの作成をEUからCEN/TC300が依頼されており、これとの関連に配慮する必要があることについて説明があった。(参考資料Doc.CEN/TC300 N 183:資料7参照)
・議長は、AG会議終了後CEN/TC300に対して8 N 1000を提示し、協力を依頼するつもりである。
6.4 Fund Raising-Resolution 172、8N 929
TC 8事務局運営に係る資金に関して、スカンジナビア4カ国で相談したが、各国レベルでサポートすることは難しいことが判明した。
また、3〜4年ごとに4カ国で代わりながら事務局を勤めることに関しては、議長からこれまでの経緯の説明があり、反対するとの発言があった。
6.5 N 2000/R2
N 2000/R2(3月25日付け)(資料8参照)が回覧され、電話番号、E-mailアドレス等の修正が行われた。
6.6 TC 8/AG会議メンバーリストの見直し
・ポルトガルから、メンバーリストにナショナルボディのみならず、自分たちの組織名も入れて欲しいとの発言があった。
これに対し議長から、「TC 8議長を支える立場からナショナルボディ及び各SC議長又はセクレにより構成したい。」との発言があった。
・N 519(資料2参照)に基づいて見直した結果、これまで全く出席していないか、連絡のないメンバー国は排除し、AGにException Reportを提出したり、AGの指示を実行する立場の各SCの議長及びセクレは参加すべきであるとの結論となった。
・韓国については、日本が昨年のモルドン本会議に出席を依頼した経緯があり、その際Mr.KoyamaからAGへの参加をMr.L.Kwang Hoに打診して断られたが、再度参加の意志を確認することとなった。(この件については、最初のSecretaryの仕事として実施して欲しいとの議長の発言があった。JMSAとして同氏に再確認し、次回に報告する旨約束した。)
・議長から次のコメントがあった。
・AG会議メンバーの見直しについては、毎回400ドルもかけて出席しない人に資料を送るのも勿体ない。新しいsecretaryも誕生したことだし、これを機にAGメンバーを縮小して、効率的に進めていきたい。AGの目的、性格等を書いて皆様に検討していただくことにする。