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言葉で伝わるのは35%

 

コミュニケーションというのは、単なる話し合いではないということはよく知られております。

コミュニケーションの専門家のバードウステルは、人が話し合いをしているときに、言葉で通じるのは35%、残りの65%は話し言葉以外のもので伝わると言っています。話し言葉以外のものというと、その言葉がどのように言われたか、どんな声音で言われているか、ピッチはどうか、大きな声か小さな声か、どのような姿勢で言われたか、どのようなゼスチュアを伴っていたか、こういうことが全部含められるのです。したがって、相手をきちんと見ることが大事であり、また、相手をきちんと見て話しているかいないかは印象形成にもつながって、あなたがどういう方かという印象を相手に与える際に大きく関係しているということです。

いまお隣の方に挨拶されたときに、「こんにちわ」という言葉に続けて何かおっしゃいましたか。自己紹介をするには時間が足りなかったですね。それから、自分はだれかというのを知らない人にいきなり言うのはいやだとか、失礼だとか思っておられた方もあるかもしれません。今度は「こんにちわ」だけではなく、もう少していねいに自己紹介をしてみて下さい。

 

 

 

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