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チェルノブイリ原発事故被災児の検診成績 チェルノブイリ笹川医療協力プロジェクト1991?1996より 「放射線科学 第42巻第10号?12号(1999年9月?11月)掲載」

 事業名 海外諸国の保健福祉に関する研究及び援助
 団体名 笹川保健財団  


しかし、かなりの子供が再検査を受けており、そのような子供については、最初の検査結果のみ用いることとした。加えて、検診データが不完全な子供を除いた結果、約12万人が分析の対象となった(表2)。

 

表2 地域・性・検診年別被検者数

004-1.gif

 

2) セシウム137の体内放射線量測定3)

 

セシウム137の体内放射線量測定には、コリメータ装着のガンマスペクトロメータ・モデル101(アロカ、東京)を使用した。測定結果は測定器のコンピュータに内臓したソフトウェアを用いて処理した。

最初に、セシウム137およびコバルト60の標準線源を用いて、ガンマスペクトロメータのエネルギー較正を行った。これによって、スペクトロメータ増幅器のパラメータ変動による測定誤差を除くことができ、安定した測定結果が得られるようになる。次に、ファントムがない場合およびルーサイトの厚さ5、10、15、20cmの板でできたファントムを置いた場合のバックグラウンドを測定した。体内ガンマ線測定結果の修正は、読み取った値から人体の体格に対応するファントムの厚さのバックグラウンド値を差し引くことによって得られる。

これらの準備を終えてから、セシウム137の体内ガンマ線を測定した。被検者をコリメータの正面に座らせ、被検者の体重、身長、胸囲等のデータを入力した後、測定を開始する(図2)。入力データおよび処理された結果等はコンピュータに保存され、印字される。

 

004-2.jpg

図2 セシウム137体内放射線量測定に用いたチェアタイプ線量計の側面図

NaI(TI)検出器の角度と高さは調節可能。椅子の背と座面は鉛板で遮蔽している

(Health Physics Societyの許可を得て、Hoshi et al.3)から転載)

 

 

 

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