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患者さんたちが隔離されているという印象はあまりなく、政府の努力により差別が無くなりつつあることを強く実感させられた。

 

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ホセ・ロドリゲス病院入所者の方と

 

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ホセ・ロドリゲス病院にて

 

Dimasalang health center and lying-in clinic,Manilaを見学

午後、マニラにある48のHealth Centerのうちの1つDimasalang Health Centerを訪問した。妊娠、出産、産後の管理、母親学級、子宮頚癌のスクリーニングなどを実施する、母子保健関係のサービス提供と産院とが一緒になった施設で、午前8時から午後4時まで開院している。スタッフは7人いるが常勤医はいない。基本的に全てのサービスが無料で提供されている。訪問した時、ヒト成人T細胞性白血病に関する母子学級が開かれていた。母子学級の他、妊婦検診、子宮頚癌の検査、予防接種(BCG、ポリオ、DPT、麻疹、B型肝炎ウイルスが、国際機関のサポートにより行われている。しかし妊婦に対しては、エイズ、B型肝炎のスクリーニングは、行われていない)、歯科検診、正常分娩が主なサービスである。正常分娩は月に40〜60件あり、問題が生じればすぐに専門病院にリファーラルする。このセンターでは母乳育児を推進している。具体的には、出産20分後から母乳を与え始め、最低16ヶ月(可能であれば2年間)続けることを推進している。実際の母乳育児の手技は、母親学級でデモンストレーションを行い指導している。心配されるVitamin K不足に対しては、シロップを投与し、乳腺炎の際には母乳育児は禁止し、抗生物質による治療を優先させている。働いているのは主に助産婦さんで、学生は彼女らをつかまえては各々の関心分野についての質問を浴びせていた。

 

 

 

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