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【福祉行政の状況】

 

1 平成10年度の高齢者向けの在宅サービス及び施設サービスの状況

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・保健、医療、福祉の総合サービス拠点として、「健康の丘おおもり」を整備。「健康の丘おおもり」では、町立病院、老人保健施設、高齢者等保健福祉センター、特別養護老人ホームが一体的に整備され、総合的なサービスが提供されている。

 

2 福祉行政に関連して今後の課題等についてご記入ください。

・結婚、出産は本来、個人の考えに委ねられるべき課題ではあるが、少子化が進行すれば地域社会の活力が低下するため、行政としても制約要因を取り除く努力が必要と認識。

・介護保険については、滞納の増加を懸念。

 

【その他】

 

その他、少子・高齢社会にふさわしい地方税制を含む税財源措置のあり方について、意見等

・高齢者も負担は必要。

・消費税、地方消費税の引き上げが必要。地方消費税を充実して少子・高齢者対策としての目的財源化を図ってはどうか。

・水源確保、山林の荒廃防止対策の財源として、水源税を創設してはどうか。これを財源として、山林の維持管理を充実することにより雇用の場を創出し、介護サービスによる雇用の創出と合わせて地域の雇用を確保し、もって町民税の確保を図ることができないものか。

・少子、高齢社会では生産年齢人口の減少を意味するが、そのなかで経済活力を維持するためには、主として初期高齢者と女性の労働力が必要。税制においても、一律に法人課税等の減税を行うのではなく、こうした高齢者、女性の雇用を積極的に推進・誘導するような措置が必要なのではないか。

 

 

 

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