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“代表”4とは

以下のいずれかを意味する。

(i) 代理人、優先債権者および(もしくは)それらの系列会社5

(ii) [安全確保のための文書6]にもとづき指名された、事業者の、経営に関わる財産保全管理人(administrative receiver)7、財産保全管理人もしくは財産保全管理人兼管財人

(iii) 事業者の経営者

(iv) 直接か間接かを問わず、代理人および(もしくは)優先債権者によって所有もしくは支配されている者

(v) 上記以外の、当局により承認される者(このような承認は、不合理に留保もしくは遅延されない)

“必要期間”とは、

以下の双方の期間に、終了通知の日に開始する期間を意味する8

(i) [120]日後に終了する建設段階の間

(ii) [90]日後に終了する営業段階の間

 

“介入日”とは、

第4章(a)にもとづき代理人が措置を講じる日を意味する。

 

4 ある一定の当局は従来、事業者もしくはその資産についての財産管理人、財産保全管理人、管財人もしくは行政官の財産保全管理人(administrative receiver)を持つのは不適正だとの見解を採ってきた。ただし、履行が行われなかったことを理由に契約を終了する権利は、このように、このような関心が謝った方面に向けられている間は保存される。

5 【1.3.1 定義】における定義を参照のこと。

6 だが、定義のためには優先債権者は後掲の脚注において言及される保証を期待すべきである。

7 これは、優先債権者が事業者の資産のすべて、もしくは実質的にすべてにつき有効な安全策で、優先債権者を経営に関わる財産保全管理人(administrative receiver)に指名する権限を有する策。

8 時間的期間は、特定のプロジェクトの特殊な必要条件に従うが、これらの段階の間に間隔があるプロジェクトの多くにおいて適正である公算が大きい。実際的な言い方をすれば、優先債権者はプロジェクトに資金を提供するので、優先債権者は介入するか否かを決定するが、介入期間中の優先債権者の補償責任は明確にこの直接契約に限定される。ただし、プロジェクトが技術的に複雑でない場合は、たとえ建設段階であろうと90日で十分かもしれない。

 

 

 

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