“入札コスト”
当局が入札を実施し、また契約の公正価格見積の算定をおこなうことににかかわって支出した合理的かつ適正なコスト
“入札プロセス”
とは、当局が新契約に興味を持つ者からの入札を要請し、それらからの提案を評価し、【20.2.8 再入札手続】に基づいて新しいサービス提供者との間で新契約を締結するプロセス
20.2.8 再入札の手続
当局は、【20.2.7 再入札の選択】に基づいてサービスの提供の再入札を選択する場合、後掲の手続きにしたがって行うものとする。
(a) 入札プロセスの目的は、最も高い一括払いの資本支払いを入札価格として提示した適正入札者と新契約を締結することとする。
(b) 当局は、入札プロセスを実務的にできる限り早く完了させるために合理的な努力をするものとする。
(c) 当局は、契約者に資格基準及びその他の必要条件、入札プロセスのタイミングを含む入札条件を通知する。これらの要件を決定するにあたり、当局は合理的に行動する。
(d) 事業者は、【25 情報と機密性】により禁じられているものであっても、入札プロセスの一環として合理的に必要とされる全ての情報を、当局が入札プロセスの中で公開することを承認する。
(e) 解約日から補償日までの期間、各月毎に当局は事業者に下記を支払うものとする。
(i) その月の終了後サービス料を各月末から10営業日以内に支払う
(ii) 補償日を期限とする期間については、補償日から20営業日以内に終了後サービス料を支払う
(f) もし、終了後サービス料がゼロよりも小さい金額であった場合は繰り越され、将来のプラスの終了後サービス料に対して相殺される。補償日又はそれ以前にこのような終了後サービス料が相殺されていなかったら、調整後の契約の市場価格に対して相殺される。