ウ 荷重条件
・荷重条件は、24〜30tの国際海上コンテナを取り扱うのに必要な条件として2.0t/m2とした。部分的には、エプロン部分はクレーンやコンテナの荷重によって追加的な補強が必要となるが、これに対しては、上部の強度補強や内部空間の隔壁の間隔を狭くするなどによって対処が可能である。
・なお、ここでは、アンバランス荷重に対する補強や上部の対荷重強度補強に関する費用は見込まない。
エ 耐用年数
・スプラッシュゾーンにはチタンクラッド鋼を巻いて重塗装を行い、水面下には電気防蝕を行うことで50年対応としている。
・塗装・防錆はメンテナンスフリーとして積算している。ただし、塗装の減り方は一様ではなく部位によっては検査・追加塗装が必要になる。ただし、この費用は全体の規模と比較すれば僅少であり、ここではその費用は考慮していない。
オ 係留船舶
・本調査研究で想定されているバース長さ170m、水深10mの部分には載貨重量トンで12,000DWTが、バース長さ130m、水深7.5mの部分には同じく5,000DWTを対象係留船泊とする。この場合、水深7.5m〜10mに相当する部分は浚渫が必要であり(図表2-2)、浚渫土量は約90万立方メートルと見込む。浚渫単価はグラブ浚渫、土運船運搬で立方メートルあたり2,000円とする。