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9. 女性問題や福祉を学ぶために、米国に留学する者もいる。

10. 留学した高校生は、大学入試で立ち遅れる。各大学の推薦入学条件の見直しが必要である。

11. 7:30〜8:30と17:30〜18:30に英語と中国語の語学研修を行っている。10名×5クラスで年2回3ヶ月間行っている。中国語は台湾企業との交流など東南アジアとの関係が深いため。また、燃料関係の部署では週2回講師を呼んでいる。講師料は会杜で補助をしている。社内試験を通ったら2ヶ年留学できる(国内含む)。2年前(平成9年)より3名行っており、次の2名が決定している。大学も自分で選ぶ。原則大学院であるが、電力関係が出資している新潟国際大学への留学もある。語学研修のみで、技術研修は社内で行う。

12. 望む人材は営業力。全社員が営業マンになれと言っている。外に目を向け、危機意識を持つ。自由化(規制緩和)の波が訪れ、営業センスが必要となっている。

 

〔国際性と外国語〕

 

1. 県が“国際性とか国際化”と言いだして何十年もたっている。国際なんとかといったプランやキャッチフレーズはたくさんあり、言葉だけ溢れていて、何の実効性もない。

2. 当社は、海外から浦添にある国際交流センターに来ている研修生を受け入れている。この人達から吸収する・学ぶことができていない、こちらから与えることはできている。国際交流センターは、東南アジアを中心に150名くらいの研修生を受け入れている(南米からもいる)。

3. 仕事においては、英語は目的ではなくツール(手段)にすぎない。別の何かを持ち、それを英語でコミュニケートするようでなければならない。今時、英語とコンピュータは「できなければいけない」もの。多言語で行われる国際会議ではアクティブランゲージ(自分たちの意見を言う言語)として英語が使われている。

4. これからは各自、自分の住みたいところに住み、離れたところとでもネットを使って繋がっていくようになる。そのためにも世界語が使えなければ。

 

 

 

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