2. ネットワーク技術者が不足している。プロバイダ事業をはじめたが、人材がみつからない。一から教育していかなくてはならない。クリエーター、プロデューサー、ディレクターが足りない。本土の方が賃金単価も高いしそっちへいってしまう。雇用の開発の方が先ではないか。戦力になる教育は企業内でしている。企業との連携で人材育成。琉大では実務、身体で覚えることについてはどうか。技術+αを求めると既存の大学には不適切なところはないか。専門学校の方がすばやく対応する。糸満の西崎にコンテンツの専門校ができた。世の中のサイクルは変わらない。回転速度が速くなっていくだけ。昔の琉球政府の国費制度、米留制度のような制度の復活。最先端のところで仕事をしてきた人が沖縄に長くいるとは思えない。技術は待っていてくれない。外に出ていったうちの何人かが帰ってくれば良しとする。土木、電力はもうだめになってしまった。全体的にレベルアップしていく仕組みを考えるべき。レベルの高いところに人は集まっていく。
3. 当社は、終身雇用制を廃止した。また、本年から、賃金に能力給を取り入れた。
4. 変化に対応できる人材の育成を目指している。その人の技術が会社にとって必要なければ不必要な人材となる、という意識を徹底しつつある。
5. 沖縄では大卒の半分が本土で就職するが、Uターン希望者が多い。しかし、受け入れのパイが限られているので、帰ってきても技術も能力も活かせない。
6. 理系の人材を育成することに力を入れたい。しかし、理系の学生は語学が弱い。当団体では、理系の学生のための語学講座を開いているが、たいていの受講者は1年間続かない。
7. 理系でドクターコースがあるのは、琉大のみ。理系の就職は、職場難で.厳しい。トロピカルテクノセンター、農業試験場、有力企業にも依頼しているが、厳しい。
8. 大学は、あまりにも専門的すぎ、企業が求める人材を育成していないことが大きな課題である。