そこを、活用したい。もう一方の柱の観光産業との結びつきを考えてみてはどうか。本土の人間に、こんな環境で仕事をするよりも、沖縄で仕事をした方がいいという考えを普及させる。サテライトオフィスとか情報系アパートといったような、個人・グループで借りて、何ヶ月か作業をするようなものは沖縄市が向いている。沖縄で今必要としている技術の勉強は、コンテンツの作成専門学校でもできる。しかし、競争に勝つためには、デザインも勉強し、表現力も勉強しなくてはならない。情報のまちとして、インターネット商取引やECショップなど国の補助ももらって開発する必要も。
9. 伝統工芸の保存などとの結びつきも考える。文化系のニーズはそれほどないのでは?沖縄の草木はほとんどが漢方薬に使える。これについての研究機関が必要。大学と併設するか?漢方については県の基本方策、振興策の柱でもある。福祉関係も5つくらいビジネス学校がある。
10. 教員の確保は琉大と併用で行ってはどうか。沖縄市なら琉大から30分くらいの距離だからやりやすい。
11. 工業、加工など産業大学は金がかかる。国か県でないと経営できない。誘致か情報系に絞るか。文系なら?
12. 立派な教育をしても活かす場がない。結局頭脳の流出になってしまう。底上げの部分では専門学校よりも大学が必要だと思う。まず既存の大学の充実を考える。県内指向が強いのであれば、県内の産業も充実させる。それには語学。情報、福祉、文化は現実的になってくると資金の問題がある。情報化に生産性があるのか?産業に役立つのか?大事なものがついていっていない。ものを作る発想豊かな人材が必要なのではないか。機械をいじっているだけでは。最先端工学というものは、中途半端ではない。一部であって全部ではない。中国、マレーシア、シリコンバレーに研修に行かせて技術を持って帰らせる。地域活性化にとってそんなに高いレベルが必要なのか。ある程度の底上げをすれば活性化するのではないか。'97のレキオ構想で国際交流都市を宣言している以上英語は重要。基地内大学も競争率が高い。技術系大学は本土では活かせていたが、沖縄では活かせない。営業の力がないと。工学部は本来4年制では足りない。