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売店で直接取り扱っていない物品についても、売店から商工会の各商店に発注して対応するため、さまざまな分野の製品の取り扱いが可能となっている。

住宅の確保については、教職員に対しては町内に教員宿舎を建設し、また高知市内のマンションの買いあげを行っている。その他町内及び高知市等での借り上げ対応も行っている。学生については学生寮(ドミトリー)のほか、土佐山田町に協力を依頼のうえ、ほぼ充足可能な数のマンションが民間で建設されている。学生寮は机、本棚、テレビ、バス、トイレ、冷暖房が完備され、室内からインターネット、学内LANヘアクセスが可能である。民間のマンションについても大学の性格を考慮して、インターネットなどの接続に便利な構造のものを建設する傾向にある。

 

オ 地域外との交流・連携について

大学間の交流・連携については、高知大学・高知医科大学・高知女子大学・高知工科大学の4大学に放送大学を加えた5大学の間で、単位互換に関する協定書を取り交わしている。

海外では、マサチューセッツ工科大学と姉妹校の提携を行ったほか、韓国の国立晋州産業大学校、タイの国立タマサート大学シリントン国際工学部との間で、教員や学生の交流、共同研究の実施などを内容とする学術交流の協定を締結した。更に、スタンフォード大学及びコロラド大学コロラドスプリングス校との間で日米3大学による技術経営に関する協力覚書に合意している。今後シンガポール、マレーシアの大学とも協定を締結する予定である。相手校の学生が来学する時は、ホームステイや歓迎パーティー等、土佐山田町国際交流協会のお世話になっている。また、JICAの研修員の派遣及び受け入れも行っている。

企業との交流・連携については大学が持つ研究成果や研究領域を積極的に公開し、共同研究、受託研究、製品化・起業化への提言などを行っている。共同研究としては国の事業採択を受けた開発研究や、文部省からの科学研究費を受けての研究なども活発に行われている。

 

 

 

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