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(ウ) 多数の外国人教員の採用

カリキュラムは、わが国のみならずコンピュータサイエンスにおける世界最高の学問水準を取り入れ編成されている。しかも、その担任教員にはそれぞれの分野の専門家を配置することとした。その結果、海外からの教員が6割近くを占めることとなった。

会津大学は、コンピュータサイエンスの分野でわが国最大の規模と最新の教育・研究内容を有する大学を目指しており、とくに優れた研究業績を有し学生を惹きつける魅力を持った教員を確保し、実力者主義の教員組織の確立を図った。真の意味での情報系教員を採用するためには、国内ばかりでなく世界に目を向けることが必要となり、その手段としてコンピュータサイエンスの代表的学会誌に教員の国際公募の広告を掲載した。その結果、教員の半数以上が外国人(平成11年5月現在、日本人教員50名、外国人教員52名)という日本の大学には、例のない教員構成となった。

英語教育はもちろんのこと専門の講義も大半が英語で行われており、コンピュータサイエンスに不可欠の生きた英語力が身につく。国際的にも第一線で活躍する教授達は一人一人が広い世界的なネットワークを持っているので、教授達とのふれあいは国際的な視野と感覚を身につける。

(エ) コンピュータ機器等教育・研究備品の充実

コンピュータ演習室は、24時間学生に開放しており、授業で使用していない時間帯には、学生が自由にワークステーションを利用できる環境を用意している。

 

ウ 就職状況について

会津大学卒業生の就職率は毎年ほぼ100%に達しており、平成10年度は就職希望者1名につき30〜35社の求人があった。これは、現在コンピュータサイエンスに関する知識が各業界のあらゆる分野で必要とされている証であり、会津大学の杜会的評価の高さが現れているといえる。

 

 

 

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