第5章 先導的開発地区の整備の実現化方策の検討
1 整備機能の絞り込み
先に検討したように、当面整備すべき機能としては次の2つとなる。
A:商サービス・アミューズ機能(賑わい機能)
B:物流機能
また、規模としては、類例等からみて商サービス・アミューズ機能は複合大型ショッピングを核とし10〜20ha程度の開発規模、物流機能は都市部からの追い出し機能を中心に10ha内外の開発規模が想定される。
2 活用できる場所の想定
開発候補の対象エリアとしては約200haあるが、土地所有者の利用意向調査や、土地所有規模の状況等から判断して、アンケート調査(107頁参照)の調査区分であるC地区及びB・D地区の一部(下図参照)が当面の活用できる場所として想定され、面積は開発候補対象エリアの約半分、100ha強である。なお、傾斜地を含めた谷津田の面積は概ね30haである。